VEGEMITE TOAST ベジマイトトースト

予想通り美味しかったです。

 

パンをトーストして、バター、ベジマイトを塗って、オイルサーディンを乗せただけ。

 

味付けは、もう一工夫できそうですが、このままでも、ビール、ウィスキーのおつまみとしていけそうです。

 

個人的には、スコッチウィスキーをニートで飲みながら食べてみたいです。きっとハマります。

 

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VEGEMITE ベジマイト

いに!待望のアレをゲットしました!

 

ベジマイトです!

 

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まあ、実際には待望のではなく、近くのスーパーで売っているのを半年前に気付きながら、半年間、買うか否か、迷ってたんですけどね...。

 

なにせ、マーマイトに並び、ネット上での味の評価がすこぶる悪い。

 

悪いどころか、「史上最悪の食べ物」とか、「食べてすぐ吐いた(お食事中の方、失礼)」とか、「トラウマになりそう」とか、とにかく、食べ物に対する評価というより、食べ物以外のものを口にしたかのような酷評の数々。

 

さすがの英国ファンの私もしり込みしたわけです。

 

とはいえ、これを乗り越えることは、憧れのイギリス暮らしを始めるための通過儀礼(?)のようなもの。

 

覚悟を決めて、本日、購入して参りました!

 

ま、ご存知の方も多いと思いますが、ベジマイトは、オーストラリアのもので、本場イギリスで作られているのはマーマイト。

 

マーマイトは、近所では手に入らないため、昨日、Amazonで注文いたしました。

 

恐らく同じような味だとは、思うのですが、同じ英連邦の国ですし、食べ比べしようと思い、先にベジマイトにチャレンジです。

 

ベジマイトについては、wikipediaに詳しく書かれておりますので詳細は割愛致しますが、一部抜粋しますと、

 

「1923年にオーストラリアのフレッド・ウォーカー社(Fred Walker)がビール酵母からスプレッドを開発した際に、食品技術者のシリル・キャリスター(Cyril P. Callister)がベジマイトを発明した。

 

ベジマイトイースト菌抽出物(酵母エキス)を元に作られている。実際には醸造の副生成物であり、麦芽抽出物も含んでいる。ベジマイトチアミン(B1)・リボフラビン(B2)・ナイアシン(B3)・葉酸(B5)などのビタミンB群に富んでいる。」

 

ということで、ある種、健康食品みたいなものですかね。

 

青汁のCMで「まずい!もう一杯!」というのがありましたが、良薬は口に苦しで、イメージ的には、それに近いかもしれません(?)

 

酵母エキスといえば、日本でもアサヒビールが「エビオス」というビール酵母から作った錠剤を販売していますが、私は何故か子どもの頃から味(かなり苦い)に抵抗がなく、おやつ代わりにボリボリ噛みながら食べてました。

 

さて、話をベジマイトに戻しますが、「オーストラリアの国民食」とも言われる(?)ベジマイトは、一体どんな味がするのでしょう。

 

早速、開封してみました。

 

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開けるやいなや、強烈なにおいが...。

 

濃口醤油のようなにおいの様でもありますが、味を想像するに塩っからそうだな、と。同時に、懐かしいエビオスビール酵母独特のにおいが後から追っかけてくるように漂います。

 

ここで余談ですが、私は、「臭い」とも「匂い」とも書いていないことにお気づきでしょうか。

 

さすがに食べ物なので「臭い」とは書きたくありませんが、とはいえ強烈なにおいであることは間違いないので、「匂い」と書いて、後から嗅いだ人から「どう考えたって臭いでしょ!」とクレームをつけられても困ります。ので、ここでは、「におい」とひらがな表記で続けさせていただきます。

 

正直、強烈なにおいではありますが、私は、なんとなく味を想像し、思いました。

 

「これは、塩辛みたいなものではないだろうか」

 

で、気になるお味ですが、さっそく、ベジマイト単体で味見。

 

「ぐふっ....」

 

思わず、口から出た音がこれ..。

 

苦みのある味噌を直接食べた感じでしょうか。

 

しかし..。

 

私は、ベジマイトからお金をもらっているわけでもないですし、擁護する立場でもないのですが、塩気があるので、もしかしたら、お酒には合うかもしれない。

 

最後に一縷の望みを託して、日本人にとっての主食「米」に代わる、欧米人のパンに塗って食べることにしました。

 

っていうか、もともとパンに塗って食べるものですけどね。

 

考えてみたらバターだってそのまま食べる奴はいない。

 

そうだ、きっとベジマイトだってパンに塗ったら美味しいに違いない。

 

ということで、トーストするのも面倒だったので、市販の食パンにそのまま塗ってたべることに。

 

とはいえ、ベジマイトだけでは不安だったので、バターも少々...。

 

それが、およそ美味しそうには見えない、こちら。

 

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で、お味の方はどうかと申しますと...。

 

意外や意外、私は、「これはありだな」と思いました。

 

バターのしつこさを、塩辛エビオス味噌、ベジマイトの強烈な個性が、美味く溶け合っている感じです。

 

トーストにしたら更に美味しくなると思いますが、これはちょっと癖になる味かもしれません。

 

「イカ墨の塩辛」という表現が近いかもなあ。

 

まあしかし、バターと食パンで個性が薄まったとはいえ、強烈な味とにおいは健在ですので、開拓精神の無い方にはおススメしません。

 

日本に興味をもった外国人が初めて納豆を食べる衝撃って、こんな感じかもしれません(笑)

 

さて、私は、これから食パンをトーストして、ベジマイト研究を続けようと思います。

 

オイルサーディンとか乗っけて食べるのもありかもしれません..。ビールのおつまみに良いかも。

 

それでは、続きはまた、本家マーマイトが届いてからということで。

 

 

追伸 美味しいという保証はゼロですが、一生ものの話のネタにはなります。

NO MORE TEA BAGS 紅茶の国、イギリスで茶葉を使わないスプレー式の紅茶が話題に。

イギリスで今、話題になっているというのが、Aerosol tea、スプレー式の紅茶です。

 

www.youtube.com

  

スプレー缶の中身は濃縮した紅茶で、約20杯の紅茶が楽しめるそうです。

 

作り方は、ティーカップにスプレーの中身を注ぎ、お湯を加えるだけ。

 

ティーバッグが出ない手軽さが受けているそうで、今は一部のスーパーなどで600円ほどで売られているそうですが、小さな生産設備では間に合わないほどの需要があるそうです。

 

日本でも販売予定があるそうですが、紅茶といえばティーバッグ、ではなく、スプレー缶、という日が近い将来くるかもしれませんね。

 

もちろん、ハイソな紅茶ファンは、ティーバッグもスプレー缶も使わず、トラディッショナルな紅茶を楽しみ続けるのかもしれませんが..。

 

NO MORE TEA BAGS

http://nomoreteabags.com

 

ネーミングも面白いですよね。

 

ロスチャイルド家の気分に浸る ダンヒルの葉巻を吸ってみた

「世界を金融と暴力によって支配する謎のユダヤ人一家」として陰謀論のように語られ続けるのがロスチャイルド家

 

ロスチャイルド家については、謎のベールに包まれ、噂の真相は定かではないですが、ロスチャイルド家が実在することは確かのようで、ロスチャイルド銀行の他、ワインナリーや葉巻のブランドもあります。

 

ワインで有名なのは、一本数万円するオーパスワンですが、他にもロスチャイルドの名を冠する1000円台のワインもあります。

 

 

ロスチャイルド家の歴史は、18世紀後半にフランクフルトのゲットー(ユダヤ人隔離居住区)出身のマイアー・アムシェル・ロートシルトが銀行家として成功し宮廷ユダヤ人となった。

 

そして彼の5人の息子が、フランクフルト、ウィーン、ロンドン、ナポリ、パリの5カ所に分かれ、銀行業を拡大させました。ロスチャイルド家の紋章の5本の矢は、この5人の兄弟を表していると言われています。

 

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現在も残っていると言われるのが、ロンドン家とパリ家ですが、ロスチャイルド家を有名にしたのが3男のネイサン・ロスチャイルドで、いわゆるロスチャイルド本の挿絵に使われている恰幅の良い男性の絵は、この人です。

 

 

イギリス王家の宮中代理人となり、イギリス政府にも頼りにされたネイサンは、イギリスの中枢に深く入り込み、蜜月の関係を築きました。

 

彼の英国への功績については、ここでは省略致しますが、以来、ロンドンの金融街シティを中心にロスチャイルド家は、世界の政界、財界に大きな影響力を持つと言われ、イギリスという国を理解するには、ロスチャイルド家の存在抜きには難しいでしょう。

 

 

と、いうことで、分不相応にも、そんな巨大帝国を築いたロスチャイルド家の気分だけでも味わおうと、葉巻を買ってきました。

 

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特段、葉巻が好きなわけでもないのですが(笑)、せわしない労働イメージの煙草と違い、ゆったりと煙をくゆらせ吸う葉巻は、少しリッチな気分にさせてくれますね。

 

葉巻と一緒に呑むなら、ワインより、スコッチのシングルモルトが良さそうです。